理系のオタクよ、自信を持ってつき進もう!

こんにちは、鈴木あきこです。

理系のオタクは、ビジネスの場では通用しない。私が就職活動をしていた約10年前には、このような偏見がうっすらとありました。営業職、総合職の選考で、他の受験者から珍しげに見られたこともありました。専門外の人にはわからない用語が多かったり、研究室に引きこもって人と接することなく研究に没頭するイメージがあったりすることが原因だったのでしょうか。「意外と明るくしゃべれるんだね」と言われたこともありました。

 

当然、理系の人が全員オタクではないし、ビジネスで通用しないということもありません。しかし、もし、今もこのようなイメージのせいで自信をなくしている理系のオタクがいたとしたら、ぜひ自信を取り戻して欲しいと思います。

 

オタクは恥ずかしいこと?

そもそも、オタクであることは、悪いことなのでしょうか。オタクとは、対象が何であれ、何か没頭できる分野、好きなものに熱狂して取り組む人ですよね。マンガやアニメのオタクが有名かもしれませんが、昆虫や微生物、プログラミングなど理系の研究分野のオタクもいますし、写真やグラフィック、音楽など芸術分野のオタクなど、いろいろなオタクがいます。私は水産学部の出身ですが、周りには魚オタク、プランクトンオタクなどがたくさんいました。研究分野だけでなく趣味にもオタク的にのめり込む人が多くて、魚、釣り、料理、旅行、マンガ、音楽など、ひとりで多分野のオタクも珍しくありませんでした。

 

このようなオタク気質は、好きなものと仕事が結びつくと、とても強いです。最近、様々な大手企業、商品とのコラボレーションを見かける、株式会社ユーグレナ代表取締役社長の出雲充さんがよい例かと思います。軌道に乗るまではご苦労も多かったようですが、ミドリムシに対する情熱は絶えず、現在も着々と食用やバイオ燃料製造などの事業を拡大されています。

 

また、好きなものそのものでなくても、関連する事柄が仕事に結びつく例もあります。理系オタクではありませんが、ソニーのトップを務めた大賀典雄さんは、もともとは東京芸大卒のバリトン歌手です。オーディオに詳しく、ソニーの製品にクレームをつけたことがきっかけでソニーの嘱託となり、その後経営にも関わることになったそうです。

 

オタクは強み、オタクを誇ろう!

特定の分野のことしか知らず、潰しが効かないと引け目に感じている人もいるかもしれません。確かに、好きなことに固執しすぎると可能性が狭まってしまいますが、関連する事柄にも範囲を広げれば、「仕事」としての選択肢はたくさんあるものです。

 

例えば、魚オタクを活かす仕事は、水族館の飼育員だけではありません。食品メーカー、食品卸、小売店では食品としての魚に関わる仕事ができます。ペットや実験動物として魚を養殖、販売する会社、養殖用の餌や水槽などを作る会社もあります。公的研究機関で研究を続けることもできるし、官公庁で水産に関する行政の仕事をすることもできます。

 

誰だって、イヤイヤ我慢しながら不満たらたらで働く人より、熱心に働く人と一緒に働きたいはず。この人の専門分野はこれ、というものがあれば、仕事も頼みやすいし、頼りになります。情熱をもって仕事をしている人は、途中で投げ出したりせず、最後までしっかりやってくれそうな印象ももちますよね。

 

オタクと呼ばれる人は、究極にやりたいことがある人だと思います。自信を持って「好き!」をアピールしてください。

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