緊張をコントロールするために…

こんにちは、鈴木あきこです。

就職活動って、緊張する場面が多いですよね。特に最終面接などは、自分の人生の大きな転換点になるかもしれない上、社長や専務などのエラそうな人の威圧感もあり、大きなプレッシャーを感じる人も多いと思います。

今回は、緊張しすぎによる失敗を最小限に食い止めるための工夫をお伝えします。

 

いちばんは、やっぱり事前の準備・練習

面接など就活で緊張するのは、「その場での振る舞いが評価されるから」という要素が大きいのではないでしょうか。自分をよく見せたいから、と言ってもいいかもしれません。よく見せたいけれど、できないかもしれない、失敗してしまうかもしれない、という不安、恐怖感が緊張の源。緊張しないようにする、あるいは緊張しても良いパフォーマンスを見せるためには、やはり事前の準備や練習が何より大切です。

 

スポーツや音楽、演劇などの試合や発表会などの経験がある方はイメージしやすいと思いますが、準備や練習をしっかりとしておくと、本番でも条件反射のように考える前に身体が動きます。始まる前は緊張してガタガタ震えていたとしても、いざグラウンドやステージに上がると堂々とパフォーマンスを見せられる。そんな人は、大抵事前に入念な準備や練習をしているものなのです。

 

もし、あなたが「いつどんな人の前に立っても、やすやすと自分をPRできる!」という自信があるのなら練習などする必要はないかもしれません。しかし、そうでないなら(そうでない人の方が大多数だと思います)、しっかりと練習をしましょう。なお、練習の方法については、こちらのコラムも参考にしてみてください。

 

おまじないも味方になる

練習をしっかりしても、本番では慌ててしまう、落ち着いて力を発揮できない、という人は、心を落ち着けるためのおまじないを決めるのも手です。おまじない、というと怪しい感じがするかもしれませんが、ラグビー選手の五郎丸歩さんの“ルーティーン”や、様々な武道での精神統一のための儀礼(瞑想や礼、動作の型など)と同じこと。この動作をしたら心が落ち着く、と自分に暗示をかけるようなものを決め、日頃から習慣づけておきます。面接の練習をする前も行い、この動作をしたら落ち着いて話せる自分になる、と言い聞かせておくのです。

 

ちなみに、私も緊張したら「息を吸い込みながら肩を持ち上げ、息を一気に吐く勢いで肩の力も抜く」という動作をするようにしています。子供の時のピアノの発表会、中学・高校・大学の受験、大学時代にやっていたチアリーディングの試合、就活、入社式での新入社員代表挨拶、商談や研修の前…様々な緊張する場面を乗り越える手助けになりました。

 

自信を奮い起こすための外見

見た目を整えるのも効果的です。例えば、休日を部屋着で過ごすとダラっとした過ごし方になってしまうけれど、用事がなくても着替えてメイクもすると、出かけようかなと思えたこと、ありませんか?コーディネートがイマイチの日は気分が上がらなかったり、髪型が決まっているといつもより積極的になれたり…外見は自分の気分をつくるものでもあります。

 

就職活動中は、スーツやメイク、髪型にも制限があると思うので、100%自分の好きな格好ができるとは限りません。それでも、特別なブランドのピンクベージュリップを使ったり、色は地味でもネイルをきれいな形に整えたり、お気に入りのネクタイを締めたり、気分を上げるアイテムによって自信を奮い起こすお守りになります。

 

たとえ緊張したとしても、本番でいいパフォーマンスを見せることが重要です。そのために、これだけやったから大丈夫、これがあるから大丈夫、そう思える根拠を用意しておきましょう。

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