職場訪問研究所です!
今回は千葉港にやってきました!ε(ε^ω^)э

さわやか~!なんだか非日常・・
天気もいいし気持ち良くてウキウキしちゃいますね。

このまま遠くに行きたくなっちゃう。
さて今回は株式会社東洋信号通信社の千葉事業所を下見します!
国内唯一の民間の船舶情報センターとして、日本の港を出入りする船に関するあらゆる情報を収集・分析し多方面の関係者に提供しています。
創業100年ほどのかなり歴史のある会社です!
事務所は全国に23ヵ所あるそうです。

上の方に展望室みたいなのがありますね。
各事務所には20名ほどの社員が交代で勤務しています。
千葉港を利用する船が安全で効率的に運行できるよう、24時間体制で港を監視しているんだそう。

常時3~4名の社員の方が勤務しているそう。
5階が主な仕事場らしいです。早速中を見せていただきます!
お邪魔します・・

皆さんお仕事中!ここで港に入ってくる船と通信しています。
普通のオフィスではない特殊なものが色々ありますね。
まず目についた大きな望遠鏡。

かなり遠くまで見えそう。
こちらの望遠鏡で様々な状況を確認するそう。
例えば船の着岸作業の状況や、何時何分に離岸したのかということや、水先案内人がいつ船に乗ったのかなど、、そういった情報をリアルタイムに正確に把握することがとても重要なんだそうです。

ちょうど港に入ってくる船を確認されてました。
こちらの立体的な地図は海図。

初めて見た・・
普通の地図とは違って水深とかも分かるようになってます。
他にも様々な掲示物が。船には、自身が今どのような状態にあるのかということを周囲に知らせるために掲げる形象物等があり、その解説だそうです。

全部英語!
旗でも船の状態がわかるようです。

知らなかった。(・ロ・)ヘェェ
用語なども忘れないようにこうやって掲示してるんだそう。

日々勉強されてるんですね!
やりとりは基本英語なんですって。
デスク周りには見慣れない様々なシステムが。
こちらの画面、手前のレバーでカメラを動かして遠くの岸壁の様子などを拡大して確認するらしいです。
船の荷物の積み下ろし作業や、船が出港したかどうか、といった情報確認に役立っているそう。そういった情報を、その船を待っているお客様に提供するんですね。
こんな感じで動かします。
これは国際VHF無線電話というものだそう。これで船とやりとりしているんですね。スイッチを押して無線の周波数を切り替えるそうです。

一瞬電話かと思った・・よく見たら全然違う。
千葉港はかなり範囲が広く、東京方面からアクアライン方面までの広範囲を見る必要があるそう。そしてその広い範囲に入ってくる大きな船全てとコンタクトをとって安全に入出港できるようサポートしているそうです。かなり重要な役割を担ってるんですね!
こちらの画面で船がどこを航行しているのかリアルタイムに見れます。
九州や、遠く海外まで分かるというから驚き。
何ノットの速さでどちらの方向に向かっている、とか北緯東経何度の位置にいる、とか正確に分かるらしいです。すごい!
この上に設置されてるのは風向風速計。
船は風の情報が必要不可欠なんだそう。
岸壁に船体を寄せる時などに、どういった風が吹いているのか問い合わせがあるそうですよ。
これも国際VHF無線電話。非常用装置だそう。

色々な場面を想定して沢山の機械が用意されているんですね。
この大きな機械は無線の回線制御装置だそうです。
小型の双眼鏡も置いてありました。

ほんとに色々なものがありますね。
ちなみに以前、千葉港の事務所は別のところにあったそう。ここから見える位置にありました。

海の向こう側にあるタワーのような建物。珍しい形してる。
5階以外はと言うと、会議室や仮眠室などが別の階にあるそう。
会議室も見せていただきました。
窓からの眺めがよいですね。

海が見える会議室ってなかなか無いなぁ。
壁には社訓が。

だいぶ昔のものだそう。歴史を感じる。
東洋信号通信社はかなり歴史のある会社ですが、三島由紀夫の豊饒の海という小説に出てくる会社のモデルにもなっているそうですよ!すごい!
船舶の動静情報の提供と運航支援サービスという他には無い事業をやっている会社だけあって、沢山の特殊な機械や専門性の高いお仕事をしている様子を見ることができました!
最後に、今回職場を案内してくださった総務グループの森田さんです。

ありがとうございました!
東洋信号通信社のHPはこちら!
http://www.toyoshingo.co.jp/site/portal/recruit/
さて、次はどんな会社を下見してくるのかお楽しみに!