こんにちは、鈴木あきこです。
そろそろ各地で2019年卒向けの合同説明会が始まりますね。
参加する予定の方も多いと思いますが、合同説明会ではどんなふうに参加するつもりですか?せっかくの機会を、漫然と流し見て終わらせてしまってはもったいない!
今回は、合同説明会をどう回るべきかをお伝えします。
大規模な合同説明会には、回り方のポイントがある
合同説明会にも、いくつか種類があります。
就職活動開始直後の時期は、業界や勤務地などの縛りもない、「2019年卒の新卒採用を実施する企業」が集まる大規模なものが多いです。大手企業や有名企業も多く参加しますが、その分中小企業が参加しにくい場合もあります。
学生さん側の参加者も多いため、気になる企業のブースがあっても話が聞けなかったり、質問ができなかったりすることもあり、回り方の工夫が必要です。
ちなみに、3月以降になると、徐々に「〇〇業界の企業」、「地元で就職できる企業」、「特定の職種を積極採用している企業」など、テーマに沿ったものが増えてきます。
中小企業や地域密着型の企業の参加も増え、知名度は高くないけれど“地味にスゴイ”企業を知るにはもってこい。
また、時期が遅くなるにつれて、規模が小さい分、担当者と密に話ができるものや、その場で一次面接も行えるものも増えてきます。
2月から始まる合同説明会の多くは、企業側も学生側も、たくさんの人が参加する大規模なものが多いと思います。回り方のポイントには、次のようなものがあります。
2.開場後、すぐに大企業、有名企業、人気企業に行くのはNG
3.知らない企業、興味がない企業も見てみる
1.どんな業界、企業のブースがあるのか、どこを回るのかチェック!
大規模な合同説明会が開催される開場は広いです。場合によっては、メインホールの他に、いくつかの会議室などがサブ会場になっていることもあります。
どこにどんな業界、企業のブースがあるのか、どんなところを見てみたいのか、ある程度のあたりをつけておかないと、無駄に歩き回って疲れてしまったり、見たい企業をみつけられなかったりしてしまうかも。せっかく時間を作って参加するのに、そんなのもったいないですよね。
事前に会場内の地図が公開されていればチェックしておくとよいですし、事前公開がなくても、入場時に地図をもらえることが多いはず。
見たい企業がどこにいるのかを確認してから回り始めるようにしましょう。
2.開場後、すぐに大企業、有名企業、人気企業にいくのはNG
人気のある企業には、開場直後にたくさんの人が押し寄せます。中には行列になることもあるようです。どうしても、何が何でも話を聞きたいというのならば行列に並ぶのも止めませんが、せっかく多くの企業を見て回れる合同説明会です。
そこまで志望度が高くないのなら、人気企業だけしか話を聞けないのはもったいない。
そこで、初めはあまり混雑していないブースを回り、終盤頃に人気企業を回るのがオススメです。
最初から最後まで大盛況という企業は少ないので、人気企業でも終わりごろには余裕ができている可能性が高いです。序盤にあまり混雑しない企業でも、最初に来てくれる学生さんは嬉しい気持ちで迎え、丁寧に説明をしてくれるはず。
結果的に、人気企業でもマイナーな企業でも、しっかりと話が聞けて質問がしやすく、欲しい情報を得られるのです。
3.知らない企業、興味のない企業も見てみよう!
合同説明会の参加企業リストを見ると、名前も聞いたことのない企業、興味ないなと思う企業がたくさんあると思います。そのような企業こそ、合同説明会で見てみることをオススメします。
実生活で接する機会のない業界や企業でも、実は業界内では超優良企業だとか、知ってみたらおもしろそうだと思える企業もあるかもしれません。
例えば、B to B(Business to Business;企業相手のビジネス)企業は、商品やサービスを個人が利用する機会は少ないし、CMなども見かけず、名前を知らないことが多いです。情報系の専攻をしていたらIT企業だろ、という先入観があるかもしれませんが、他業界の企業でも自社のシステム開発のためにエンジニアを採用しているなど、一見無関係そうな業界でも活躍できるチャンスがある場合もあります。
偶然に出会ったその場で、直接社員の話が聞けるのは、合同説明会ならではのメリットです。
一方で、見てみたけどやっぱり興味が持てないなと思う企業もあると思います。それはそれで大きな収穫です!
就職活動が進むにつれて、エントリー数増やした方がいいかな、なんとなく不安だな、と思うタイミングがきます。
そんな時に、受かっても行く気のもてない企業にエントリーするのは無駄です。エントリーシート書くのには、それなりに頭も時間も使いますし、残念な連絡がくればやっぱりショックを受けてしまうもの。入社する気がない企業の面接を練習だと思えればいいですが、そうでなければ時間がもったいない。
鋼のハートの持ち主で、すべての経験を糧にできるというならいいかもしれませんが、そうでないなら自ら進んで余計な負担を受けにいくことはありません。
自分がやりたくないこと、興味をもてないことを明確にして、「これはやらない」としっかり諦めることも大切です。
しかし、就職サイトやホームページの情報だけで諦め切るのは難しいもの。直接会って話ができる、質問できると、しっかりすっぱり諦めやすい。たくさんの企業の社員と直接話ができる機会だからこそ、このような使い方もアリなんです。
身支度、持ち物も準備万端にしよう!
この他にも、たくさん歩くので歩きやすい靴で行くことも大切です。就活用のパンプスや革靴を新しく買った人もいると思いますが、合同説明会までに何回か履いて、慣らしておきましょう。
持ち物もあまり重たくならないよう、最低限にまとめましょう。資料をもらうことが多いので、A4サイズが入るカバンは必須ですが、初めから中身をパンパンにして行くのはNG。ブースを回るたびに荷物が増え、帰る頃には大変なことになってしまいます。身軽で動きやすく、も大切なポイントですね。
また、立ったままでもメモが取りやすいよう、表紙が硬いノートや、下敷きとクリップが一体化したバインダーがあると便利です。企業の個別説明会などでも、会場に椅子を並べただけで机がない場合もあるので、1冊持っておくと何かと便利。最近は薄くて軽いものがたくさん出ているので、ぜひ探してみてください。
あとは、会場と日時を再確認して、参加受付票などの持ち物を準備して、当日の朝に寝坊をしないようにアラームもかければ準備は万端。最高の就活のスタートダッシュが切れますように!
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