こんにちは、鈴木あきこです。
新しい年がやってきました。年末年始の区切りに、断捨離をした人もいるのではないでしょうか。私も、読み終わった本を古本屋さんに持って行ったり、着なくなった洋服をフリマアプリで出品したり…なんとなく後回しにしていたけれど、“年末年始”に背中を押されて片付けてしまうと、すっきりした気持ちでお正月を過ごすことができました。
さて、今回はこんな日常で気づいた「強み」をご紹介したいと思います。
フリマアプリは立派なビジネス経験
私は最近使い始めたのですが、フリマアプリってとっても便利ですよね。スマホで写真を撮り、説明文とともにアップすると買い手がついて、送る時も双方の個人情報を開示せずに送ることができ、現金のやりとりも必要ありません。使っている人も多いのではないかと思います。
でも、簡単に出品できるとはいえ、出せばなんでも売れる訳ではありません。写真の撮り方や説明文の書き方、値段のつけ方(プライシング)などで、売れ方に結構差が出ます。問い合わせメッセージへの対応、商品の梱包や発送の仕方を丁寧にすると、取引後に高評価を付けてもらえ、他のユーザーさんにも買ってもらいやすくなりますよね。評価の高い人の工夫を見てみると、大変勉強になります。
実は、このような試行錯誤の経験、アイディアは、小売や販売をしている企業からすると、喉から手が出るほど欲しいものなんです。また、具体的なアイディアが直接役に立たなくても、どうしたら注目してもらえるか、お客様に買ってもらえるかを考えて試行錯誤した経験は、どんな業種でも役に立つ、立派な「ビジネス経験」だと思います。
新しモノ好き?ミーハー?30代にとっては羨ましい!
フリマアプリ以外にも、便利なアプリがどんどん新しく出ています。そういうものを、皆さんはどれくらい使っていますか?スマホの機能も、どれくらい使いこなせていますか?
少し前に、大学生がレポートを作成する際、インタビューの文字起こしにスマホの音声入力を使っていて、パソコンでタイプするより速く仕上がる、という内容のツイートを見たことがあります。私はそれまで、音声入力なんて使ったことがなく、「インタビューの文字起こしに音声入力を使えるかもしれない」と思ったことすらありませんでした。新しい技術、ツールを使いこなす発想の柔軟さがすごいなぁと思いました。
Instagramや様々な動画配信アプリなどを見ていても、20代前半の人たちと私とでは、目の付け所が違うなぁと感じることがたくさんあります。写真の撮り方や加工の仕方、どうしたらよりたくさんの人に「いいね!」と思ってもらえるか…すごく考えられてるなぁと感心してしまいます。
新しいものをすぐに試してみたり、より便利な使い方を考えてみたりすることは、新しいビジネスを生み出す上でとても大切な才能です。全てのサービス、商品は、顧客がいるから(あるいは顧客を創り出すために)生まれるのですが、新しいものに日常的に触れている人の方が、顧客への理解も深いものです。
皆さんにとっては当たり前の感覚かもしれないけれど、上の世代の人には新鮮な感覚がたくさんあります。ジェネレーションギャップは、あなたの強みになるかもしれません。
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