今回のコラムは、自分の強みを知る自己分析手法の中でも一番簡単にできるやり方を紹介します。
他己分析は、とても楽しい。友人・知人との仲も深まる
他己分析は自己PR作成に大変役立つ上に、とても楽しいです。
- 自分が気づいていない強み
- 忘れていたポジティブな行動
- 自分の意外な面
たとえば、サークルの友人達、ゼミの友人達、クラスの友人達、アルバイト先の友人達等々。10人、20人…と書いてもらううちに、自分にはこんな長所があったのか。自己PRできることがこんなにたくさんあったのかと驚くこと間違いないです。
なにしろ1人3つ書いてくれたら10人で30、20人に書いてもらえば60もの自己PRネタが集まります。書いてくれる方にはちょっとしたお礼も渡して、ぜひたくさん書いてもらいましょう。お互いに書き合うのも友人との仲が深まるので、大変お勧めです。
自己PRの客観性が増す。大きな自信がつく!
「この自己PRで、面接官は高い評価をしてくれるかなぁ??」
…こういった不安は、どんなに自己分析に力を入れ、自己PRを練り上げてもつきまとうものです。不安を抱えたままでは、面接で自信を持って話すことはできません。
他己分析を行うと、この不安を一気に解消できます。他己分析で把握した長所(強み)は、他人から客観的に認められた長所ですから、自信をもって自己PRできます。
たとえば、アルバイト先の社員に書いてもらうと、仕事面での長所もわかるので、面接で極めて効果的な自己PR題材となります。
他己分析のやり方
【レポート用紙を渡し、私の長所を3つ書いてください。と友人等に依頼する】
ただこれだけです。とても簡単です。
依頼する方は、
属性(所属や立場、年齢、関わり等)ができるだけ幅広くなるようにしたほうが良いです。それにより、分析の客観性、信頼性、および、自己PRで使う際の説得力が高まります。
たとえば、以下の方々がお勧めです。合計10人以上に書いて頂くと非常に有益な自己PRデータベースになりますよ!
- アルバイト先の同僚、上司
- ゼミの仲間、指導者
- 課外活動(サークル、体育会、ボランティア、NPO、その他)
- 家族・親戚
- 親しい人(恋人・親友)
- 社会人(OB訪問、会社訪問、店舗見学、インターンシップ、その他)
- 初対面の人