就職人気ランキング上位企業のインターンシップ選考試験の受験倍率は、とても高いです。数十人の定員枠に何百人~何千人の応募があることも珍しくありません。何社も落ちて自信喪失している学生は少なくありません。私のところには、多数の悩み相談がきます。
(一方、たとえ優良企業でもBtoB企業の場合は、応募者が比較的少ないため、インターンシップ選考の受験倍率は低いです。志望企業群の中にBtoB企業も含めることをお勧めします)
インターンシップ選考試験に落ちると、不合格者の評価が定着して(不合格者のレッテルが張られて)、本番の採用試験でも落とされると心配になっている人が多いようです。しかし、これは誤解です。心配は全くいりません。
今回のコラムでは、インターンシップの選考試験に落ちても、本試験で不利にならないことを解説します。
インターンシップの選考試験に落ちても、本番の採用試験で内定が取れる!
事実、インターンシップの選考試験に落ちた人でも、本試験で多数受かっています。インターンシップの選考試験で落ちた理由をきちんと分析して修正すれば、本試験でリベンジすることは可能です。
企業側は、インターンシップ選考試験で落とした学生の再受験(次期インターンシップの再受験+本試験の再受験)を願っています。その理由は以下の通りです。
①インターンシップ選考試験は通常、本試験を簡略化した内容の試験である。よって、学生の適性を充分に見極められたとは考えておらず、むしろ、見逃してしまった有望な学生が多いと考えている。
②インターンシップの選考試験は時期的に早く行われるので、自己分析・企業研究をあまりしていないで受けている学生が多い。今、合格レベルに達していない学生でも、今後、自己分析・企業研究をきちんと行うと、自己PR・志望理由が様変わりして、合格レベルに達する学生が多々いると考えている。
③インターンシップの選考試験は時期的に早く行われるので、面接慣れしておらず、緊張で自分の言いたいことをうまく伝えられない学生が多い。今後、面接経験を積むと、面接で自分の意見を堂々と伝えられるようになり、合格レベルに達する学生が多々いると考えている。
次回のコラムでは、インターンシップ選考試験で落ちた場合の修正方法についてレクチャーします。今回と併せて、ぜひ参考にしてください。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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