こんにちは、鈴木あきこです。
今回は、就活真っ最中の人だけでなく、大学1、2年生の人や、晴れて内定をもらって就活を終えた人にも関係のあるお話。
突然ですが、ニュース、チェックしていますか?
今は、テレビや新聞をいつでもスマホで見ることができ、ニュースアプリもたくさんあり、手軽に、お金をかけずに情報を手に入れる手段が増えています。
早い時期からそれら使いこなし、興味のあるテーマや志望業界のニュースを継続的にチェックしてみてはどうでしょうか。
ニュースをチェックするとどんないいことがあるの?
なぜ、ニュースをチェックする必要があるのでしょうか?
理系の人は、習慣的に研究テーマに関する新しい論文や科学雑誌を定期的にチェックする人が多いかと思います。
これは、自分と似たような研究をしている人の研究の進捗を把握したり、自分の研究に取り入れられる手法がないか確認したり、英語や英語論文の書き方を学んだりするためですよね。
ニュースも同じです。
自分が興味のある業界が、どんな風に動いているのか。
業界内での各企業の位置付け、シェアはどうなっているのか。
個別の企業の事業戦略、将来の展望はどのようなものなのか。
ある程度継続してニュースを追うことで、そんなことが理解できるようになります。
興味のあることに関連する内容を見ていくことで、芋づる式に興味の幅が広がり、知らなかった業界や企業を知ることができるようにもなります。
就活が始まる前にこのような習慣をつけておくと、慌てて業界研究をしなくても、自分のスキルや経験、研究内容と将来の仕事のイメージが結びつきやすく、自己PRや志望動機に説得力が増します。
就活中の人は、過去のニュースを全部遡るのは難しいかもしれませんが、経済誌などで志望する企業の経営者インタビューを探し、あれば読んでおくことをオススメします。
採用ホームページとは違った切り口で企業戦略などが語られるため、どんな人材が求められているのか、将来的にどんな企業を目指しているのかがイメージしやすくなります。
就活が終わった人は、入社までの間に自社の業界のことだけでなく、顧客になりそうな対象に関するニュースまでチェックできるといいですね。
仕事への理解が深まりますし、特に営業職では実際に入社後に役立ちます。
ニュースのチェック、どうやればいいの?
具体的に、何を使えばいいのでしょうか?
定番の日経新聞やテレビの報道番組以外のものを挙げてみます。
NewsPicksのようなビジネスニュースアプリ
国内外の経済ニュースメディアに掲載されたニュースがまとめられています。興味のあるテーマを登録すると、関連する記事が表示されるので便利。
日経ビジネス、ダイヤモンドオンラインなど、経済誌が運営するメディア
経営者インタビューや識者のコラムなども充実しています。経営者や識者がニュースをどう見ているか、という視点を養うのにいいのでは。
TwitterやFacebookなどSNSの企業アカウント
企業の情報を得ることができる他、企業風土もイメージできます。社名や職種をオープンにして発信している個人アカウントからも「こういう人はこんなことを感じるのか、こんなことが気になるのか」ということがイメージできるかも。
どんなツールを活用するにしても、自分が将来目指すかもしれない場所にいる人が、世の中をどのように見ているのか、その視点をイメージできるようになることが大切です。
ぜひ試してみてくださいね。