今回のコラムは、マスコミ業界を受験する際の注意点、選考試験にトップクラスの評価で受かるための方法、およびマスコミ業界特有の頻出質問を紹介します。
マスコミ業界受験の注意点
マスコミ業界の採用試験では、仕事のアイディア(企画案)を問う質問が多いです。アイディアが豊富かを試すために3つ程度、イッキに述べさせる面接官もいます。また、最近の時事問題、社会問題、企画案のネタになるようなニュースを問う質問も多いです。世の中の動きにしっかりアンテナを張って、日頃から仕事のアイディアを考える習慣をつけておくとよいです。コラムの後半で、マスコミ業界の頻出質問を紹介します。これを読むと、マスコミ業界で求められる能力・知識、および、受かるために準備すべきことがわかります。
足を使った研究
マスコミ業界の研究においては、各社が主催するイベントやフェア、見学会、ギャラリーなどに参加するとよいです。現場の担当者と話もできます。これらの情報は、いずれも志望企業のWEBサイトに出ています。こまめにチェックするとよいです。
テレビ
□番組観覧に参加 (各社ともWEBサイトで募集している)
□放送局の見学 (各社ともWEBサイトで募集している)
・NHKスタジオパーク見学
・テレビ朝日 本社館内見学
□自分が担当したい番組で紹介されていた場所に行って検証する
※ギャラクシー賞(4部門:テレビ、ラジオ、CM、報道活動)の受賞作品の研究も大変お勧めです。詳細は、ギャラクシー賞WEBサイトをご覧ください。
広告
□アド・ミュージアム東京(電通)の見学
出版
□出版社主催のギャラリーの見学
・集英社ギャラリー
・ギンザ・グラフィック・ギャラリー (大日本印刷)
□図書館で自分が作りたい分野の作品を一気に閲覧
新聞
□社内見学 (各社ともWEBサイトで募集をしている)
マスコミ業界のエントリーシート、面接の頻出質問
以下の頻出質問の準備をしておきましょう。本番の面接試験で落ち着いて答えられるようになります。
- やってみたい仕事のアイディアを具体的に述べてください
です。
- あなたが実現したい夢を聞かせてください。
です。
- この業界はこれからどうなると思いますか?
です。
- クリエイティビティとは何かわかりやすく答えてください。
です。
- 最近、気になったニュースを3つ挙げてください。
です。
- 最近のこの業界の動きで注目していることは何ですか?
です。
- インターネットがあなたの生活にもたらした影響は?
です。
- 当社の仕事をする上で、大変なことは何ですか?
です。
- 自分が行動を起こして、まわりが変わったことはありますか?
です。
- 自分にキャッチコピーをつけてPRしてください。
です。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。