就職コンサルタントの坂本直文です。
今回は、将来の転職を視野に入れたキャリアプランを持つ方のために、心構えと転職先探しの方法についてレクチャーします。
将来の転職も視野に入れたキャリアプランもある
入社して○年後には○○の仕事ができる企業に転職したい。このように考えている人は、(いきあたりばったりではなく)計画的に自分の実力を磨き、情報を収集し、転職の備えをしておく必要があります。目の前の仕事に打ち込むことは当然ですが、それと同時に以下のことも心がけましょう。
入社した企業でやっておくと転職で有利になること
- ・新卒で入社した企業の仕事と転職希望先の仕事との共通点を見つけてスキルアップ
- ・努力の成果を目で確認できるものを残しておく。(作品、賞状、成果を写真撮影など)
- ・転職に役立つ人脈の形成、および、資格の取得をしておく
これらは転職の際の履歴書・職務経歴書、面接において強いアピール材料になります。
最初の就職先の仕事を頑張ってこそ、転職の道は開ける
ここで根本的に大切なことを述べます。それは、「転職を成功させる上で一番重要なのは、まず新卒で入社した企業の仕事に全力で取り組み、何らかの成果を上げる」ということです。どうせ転職するから、この仕事は怠けよう…なんて思っていたら、転職は成功しません。
転職先探し10の方法
では、将来に備えて主な転職先探しの方法をご紹介します。主な方法は10あります。それぞれに特徴があり、希望や状況に合わせて使い分けます。
- 1.ネット検索
→ネット上の転職情報サイトで、希望条件を入力し、検索するやり方 - 2.ネット予約
→ネット上の転職情報サイトで、志望企業の採用情報の紹介・通知を予約するやり方 - 3.スカウト
→ネット上の転職情報サイトで、自己PR・希望条件を公開し、企業側に応募してもらうやり方 - 4.新聞・雑誌
→新聞紙面の求人広告、折込の求人広告、求人雑誌、駅置きの求人フリーペーパー - 5.転職合同会社説明会・イベント・セミナー
→転職合同会社説明会やイベント・セミナーに参加し、転職情報を得るやり方 - 6.エージェント
→転職情報会社のキャリアアドバイザーに相談し、転職先の紹介をしてもらうやり方 - 7.ハローワーク・人材銀行
→公共の職業紹介機関。教育訓練給付や失業保険に関する相談もできる - 8.人脈活用
→今まで築いてきた人脈を辿ったり、コネがありそうな方に紹介を依頼したりするやり方 - 9.売り込み
→志望企業に自ら売り込みをかけるやり方 - 10.大学キャリアセンター活用
→(企業の人事と繋がりがある)キャリアセンターの職員に紹介を依頼するやり方
私は転職希望者の履歴書・職務経歴書の添削&面接対策の指導もしていますが、最後に大切なことを改めて強調しておきます。転職を成功させるのは最初の仕事をしっかり頑張ることが重要です。そのためにも、新卒時の就職活動を成功させることが肝心です。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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