就職コンサルタントの坂本直文です。
今回のコラムでは、OB訪問(社会人に直接話を聞くこと)のメリットについて説明します。
OB訪問はとてつもないメリットがある!やらないのはもったいない!
OB訪問に関して、就活生からよくある質問は『OB訪問は、何人すればよいでしょうか』、『OB訪問はいつからすればよいでしょうか』、『OB訪問しなくては内定が取れないのでしょうか』です。内定者の意見を聞くと、この質問をする学生の行動力や意識の低さがわかります。OB訪問は、とてつもないメリットがあります。やらないのは、もったいないです。以下、内定者が実際に感じたメリットをお読みください。
事例紹介:総合商社S社に内定したTさん
私が講師を務めた某大学の難関企業就職対策講座の生徒Tさんの事例を紹介します。Tさんは講義終了直後、私のもとに駆け寄ってきて、講義のお礼の言葉を述べました。私はTさんの話し方と内容に社会人との話に慣れていると感じました。そこで、OB訪問をしたことがあるか聞いてみると、大学3年生の4月から興味がある業界のOBに片っ端から訪問しており、既に20人を超えていました。そして、第一志望のS社は、5人のOBに訪問していました。
TさんにOB訪問をするメリットを聞くと、こんな返答がありました。
・「志望業界や志望企業の社員に直接、仕事の話を聞くことほど、仕事内容を理解できることはないです」
・「社員から会社の実態や現場の苦労話、仕事のやりがいを具体的に聞けるので面白いです」
・「質問があれば、今後いつでもメールしてもよいと、親切に言ってくださった方もいました」
・「OB訪問が10人を超えてきた頃から、他の受験者が幼く見えるくらい、自分が持つ情報の質と量がとてつもなく充実してきました」
・「OB訪問は、学生の特権だから、やらないのはもったいないです」
皆さんも是非、OB訪問(あるいは職場訪問)をしてみてください。10人を超えたあたりから、非常に大きな成果を感じるようになるはずです。ライバルの就活生に圧倒的な差をつけることができます。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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