就職人気ランキング1位~200位の企業、業界トップクラスの企業、地元の有力企業、受験倍率が10倍から300倍程度の人気企業の面接対策として、頻出重要質問「あなたはどんな人が苦手ですか?」の質問意図を解説します。
この質問は、保険、銀行、商社、百貨店、航空、旅行、人材、および接客系の職種でよく出題されます。質問意図をきちんと理解した返答をしないと合格は難しいです。以下の解説を参考にして(質問意図を満たした)合格返答ができるようにしておきましょう。すると、面接での着実な得点源となります。
面接頻出質問:あなたはどんな人が苦手ですか?
まずは、答えてみてください。
「はい、・・・・・・・・・・・・・・・・・です」
質問意図の解説
質問意図は、苦手克服の努力をする人かのチェックです。
合格返答のコツ
高評価を得るには、苦手克服の努力を積み重ねて成果をあげたエピソードを述べることが大切です。
努力とは、
①自分なりの工夫を重ねる。
②書籍で学ぶ。
③先輩や上司から学ぶ。
④研修を受ける。
などがあります。
苦手な人を苦手なままにしておくのはNGです。評価は大幅に下がります。社会人になると、社内の上司や同僚、部下はもちろん、取引先や顧客など大勢の人とかかわることになります。人間関係は、自分の好き嫌いで選ぶことができません。仕事ですから、たとえ苦手なタイプでも何年、何十年と付き合う必要があり、「疎遠になっていいや」というわけにはいきません。
深堀質問の紹介と対策
上記の質問には以下の深堀質問が来ることがあります。
・「苦手を克服する努力をしていますか?」
上記の質問意図を理解し、返答を準備しておけば、こういった深堀質問がきても全く問題ありません。自信を持って「合格返答」をすることができます。
類似質問の紹介と対策
以下の類似質問も頻出です。
・「もしも苦手なタイプの人がお客様だったらどうしますか?」
・「もしも苦手なタイプの人が上司だったらどうしますか?」
・「人間関係で悩んだり、困ったりしたことはありますか?」
これらの質問意図と合格返答のコツは上記の解説と同じです。
同様の返答内容にすれば合格評価が得られます。
内定者(損害保険)の回答例
苦手克服の努力をした話が高評価でした。私が面接官に述べたことは、
「メニューにはない無理な注文や強引なクレームをしてくるお客様です。先輩の対応の仕方を研究したり、店長に然るべき対応の仕方を教わったり、従業員向けの接客研修にも参加させてもらったりしました。そして、言葉一つで相手の気持ちを変える方法などを学びました」。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。