就職コンサルタントの坂本直文です。
今回のコラムでは、企業がウェブサイトで発信するセミナーやインターンシップ情報の“ウソ”について解説します。
就活生がセミナーやインターンについてSNSに書いていること
各企業のウェブサイトのセミナーやインターンシップ情報のページを閲覧すると、大半の企業は、「これは選考には関係ありません」という旨の但し書きをつけています。
本当に選考には関係ないのでしょうか?
いえいえ、関係ないどころか、関係は大ありです!
就活生のSNSを見ればウソであるとわかります。
就活生達は、企業の動きをSNSで報告し合っています。
私のもとにも指導している就活生から以下のような報告が続々ときています。
どんなことを書いているか一部抜粋します。ぜひご覧ください。
・「○○社は、インターンシップの成績上位者に早期選考の連絡をしてきました」
・「△△社は、インターンシップ参加者に本試験の減免の連絡をしてきました」
・「□□社から、インターンシップ参加者向けの早期試験で1月に内々定を頂きました」
そして、自ら積極的に社員に連絡をとっている就活生もいます。
・「知り合った社員達に、後日、御礼のメールを差し上げました」
・「知り合った社員には、定期的にメールで近況報告をしています」
(これらをやると、社員の印象は抜群に良くなると思いませんか!)
さらに、一部の就活生はこういったことも実行しています。
・「知り合った社員に頼んで、志望部署の職場見学に行ってきました」
・「知り合った社員に頼んで、面接の心構えを教えてもらいました」
(ここまでやると、本試験で有利になると思いませんか!)
自ら積極的に努力すると、セミナー・インターンを選考に関係させることが可能
企業のウェブサイトのセミナーやインターンシップ情報のページの「これは選考には関係ありません」という旨の但し書き。これを正確に書き直すと
・「受け身の人は、選考には関係ありません」
あるいは、
・「積極的に努力する人は、選考に関係します」
となります。
今回のコラムの結論
社員と会えるのは、セミナー・インターンシップ・説明会・職場訪問(会社訪問)などです。機会があれば参加し、社員と積極的に交流することをお勧めします。
仕事内容が具体的にわかるだけではなく、選考(採用試験)で有利になることが可能です。
人生が最高に幸せになる企業の内定を取って下さい。