今回のコラムは、銀行業界を受験する際の注意点、選考試験にトップクラスの評価で受かるための方法、および銀行業界特有の頻出質問を紹介します。
銀行業界受験の注意点
銀行業界には、様々な種類、規模の企業があります。業界地図本で確認し、最初は幅広く受けることをお勧めします。銀行は他社の受験状況を気にする傾向が高いです。そして、3次面接くらいから、わざと他行の試験と同じ日に試験を設定して、志望の強さを試す場合があります。持ち駒が次々と減るケースが見受けられるのでご注意ください。
足を使った研究
銀行業界の研究においては、各社の店舗(本店・支店)の比較研究を行うと、面接の返答内容に説得力が生まれ、内定が取れるようになります。以下、コツを説明します。
店舗の比較研究
これらを全部行う必要はありません。2~3つ実行しただけでもライバルに圧倒的な差をつけられます。
1.ライバル銀行比較
→同じエリアにあるライバル銀行の店舗を比較
2.エリア比較
→都心店と郊外店など異なるエリアで比較
3.店舗・ネット比較
→同じ銀行の同じ商品を店舗とネットで比較
4.時間帯比較
→同じ店舗に違う時間帯に行って比較
5.季節比較
→同じ店舗に違う季節に行って比較
銀行業界のエントリーシート、面接の頻出質問
以下の頻出質問の準備をしておきましょう。本番の面接試験で落ち着いて答えられるようになります。
- なぜ金融なのか、なぜ銀行なのか、なぜ当行なのか
です。
- 支店見学はしましたか? 他行とどう違いますか?
です。
- 当行は第一志望ですか?
です。
- 他の受験先の選考状況は?
です。
- どんな行員になりたいですか?
です。
- 希望通りの部署に行けなかったらどうしますか?
です。
- グループの中でのあなたの役割は?
です。
- 人に信用してもらう為には何をしなければいけないですか?
です。
- 小学生の頃はどんな子供でしたか?
です。
- 苦手な人はどんなタイプですか?
です。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。