就職コンサルタントの福島直樹です。
・前回の内容:志望動機の書き方10パターンの②「企業の強みと自分の強みを書く」を紹介しました。
・今回の内容:パターン③「自分の体験から志望の理由を説明する」を紹介します
今回もベーシックな志望動機の書き方を紹介します。まず事例を読んでください。
パターン3 自分の体験から志望の理由を説明する
事例C 私は人と接することが得意です。学生時代はファミリーレストランのアルバイトで接客に打ちこんできました。お客さんかすればバイトも社員も関係ありません。仕事における責任感の重要性を学んできました。この経験を活かしていきたいと考え貴社を志望しました。地域を代表するスーパーマーケットである貴社の「お客様に感動を与える」という考え方に共感しました。責任感を大切にしながら、販売職として仕事に取り組んでいきたいと考えております。
良い点
アルバイトで接客の経験をしたことから、接客の仕事(スーパーマーケット)を志望していることが説明されている。
面接官は仕事に関連する経験がない人より、ある人の方に魅力を感じる可能性が高い。ゆえにそれなりの説得力がある。
また「お客さんかすればバイトも社員も関係ありません」というコメントから、責任感を持ち仕事に取り組んだイメージがわく。入社後も同様に責任感を発揮してくれるという連想から一定の評価につながる。
改善点
もちろん悪くはないが、このような志望動機は実は、ありきたりなのだ。多くの学生がこのようなパターンで書いている。ゆえに面接官の記憶には残りにくい。
また志望業界、志望職種と関連する経験がある人は書けるが、ない人は書けない。その場合は、次回のパターン④も参考にしてほしい。
次回は、志望動機のパターン④「社員の人柄に惹かれた」を紹介します。お楽しみに。
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