業界地図本を使って、①業界や企業の現状と先行き(これからどうなっていくか)、②課題、ライバル各社の違い、をチェックすることをぜひお勧めします。これらは面接試験で頻出の質問です。内定獲得のためには、きちんと答えられることが必要です。なお、業界地図本の説明の仕方は平易です。経済学の勉強を専門的に行っていなくても理解できるように書かれています。
①各業界・企業が「各業界の現状と先行き」を把握する!
業界地図本を読むと、日本経済・世界経済の動向、税制、金利、為替レート、石油価格、人口の変化、および、AIやIoTなどのITの進歩によって、各業界・企業の先行きがどうなるのか。企業にどんな影響があるのか。このような推測ができるようになります。
以下のような質問に答えられるようになります。
・当業界はこれからどうなっていくと思いますか?(日本航空)
・10年後の当社について聞かせてください。(博報堂)
②各業界・企業の「課題、ライバル企業各社の違い」を把握する!
業界地図本を読むと、各業界・企業の課題がわかります。そして、ライバル企業各社の違いもわかります。
以下のような質問に答えられるようになります。
・この業界の課題は何だと思いますか?(資生堂)
・なぜ他の業界ではなく、この業界を志望するの?(明治)
・なぜ金融業界の中で銀行業界を志望するの?(三井住友銀行)
内定者ワンポイントアドバイス
私は、経済のことがよくわからなかったので、説明がわかりやすい業界地図本を選んで熟読しました。そして、志望企業の利益は円高になったらどうなるのか。石油価格が上がったらどうなるかなど、ノートに整理して覚えました。(素材メーカー内定者)
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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