就職コンサルタントの坂本直文です。
今回は、面接試験に失敗した際に効果がある“面接失敗リカバリー法”を紹介します。
面接失敗リカバリー法
面接で失敗をした場合のリカバリー法をご紹介します。失敗とは、緊張して(しどろもどろになってしまい)質問に的確に答えることができなかったり、アピールするつもりだったことを度忘れしたり、志望熱意を疑われるようなことをうっかり言ってしまい、面接の雰囲気が非常に悪くなったりすることです。
失敗した時こそ、粘り強さのアピールチャンスである!
絶対に落ちたくない企業に対しては、失敗した時こそ、粘り強さをアピールするチャンスと考えて、以下の2点を行うことをお勧めします。面接の評価は、基本的には面接時間内で判断されるものなので、一般的には、後から何をやっても覆すことは不可能です。しかし、可能性は0ではありません。稀ではありますが、もう一度、面接のチャンスを与えられたケースはあります。注意点は、面接の結果連絡が来る前に行うことです。
(私は仕事柄、各企業の面接官と情報交換をする機会が多いですが、再受験のチャンスを与えた経験があるか聞いてみると、1割~2割弱の割合でいます)
①速攻で、メールを出す
面接後、数時間以内で、早ければ早いほどよい。内容は、面接をしてくれたお礼と言い足りなかった自己PRや仕事に対する抱負・決意(志望理由)。あくまでお礼の文章を中心に書くことが大切。面接で失敗したことの言い訳は書かないほうがよい。
※効果的に行う秘訣は、ポケットにメモ帳等を入れておき、面接官の氏名を面接直後に素早くメモしておき、その面接官宛てにメールを出すこと)
②次に、速達で手紙を出す
面接当日に書いて投函。内容は基本的に①と同じでよいが、お礼の文章と仕事に対する抱負・決意に厚みを持たせるとよい。
(企業の)仕事では、一回程度の失敗では諦めないのが常識
“粘り強さ”とは、仕事を成功させる上で非常に重要な特性です。仕事では一回くらいの失敗では諦めないのが常識です。たとえば、営業の仕事においては、お客様から取引を断られることはよくあります。しかし、すぐには諦めないで、素早くリカバリー(フォロー)し、粘り強く営業を続けることが極めて重要とされています。したがって、面接の試験において、素早いリカバリーで粘り強さを見せると、営業的な適性が感じられ、評価が高くなることがあるのです。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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