なぜ学歴フィルターは存在するのか?その10

グループディスカッション

就職コンサルタントの福島直樹です。

 

・前回の内容;人事が優秀と感じる、また残念と感じる学生事例(面接編)を紹介しました。

・今回の内容:人事が優秀と感じるグループディスカッションの例を紹介します。

 

 多くの企業、団体でグループディスカッションが課されています。今回はどんなグループディスカッションに高い評価が出るのかを見ていきましょう。

実際にこんなやりとりを私は見たことがあります。

 

評価が低い事例・テーマ「理想のリーダーの条件とは?」

学生1「ではよろしくお願いします。やはり信頼関係が大切ですよね」

学生2「いいと思います。あとリーダーシップが必要ですよね。あ、でもリーダーだから当然か?」

学生3「えっと、決断力はどうですか」

学生4「あ、でも私はぐいぐい引っ張る人は苦手です」

学生5「ですよね。うん、うん。前から引っ張るより寄り添ってくれる人はどうですか?」

学生4「いいですね!!寄り添えるリーダーは魅力的ですね」

 

評価が高い事例・テーマ「理想のリーダーの条件とは?」

学生6「私は性格というか人間性が大切だと思います」

学生7「はい、いいと思います。ところですみません。提案がありまして。リストアップする前に何のリーダーなのか決めませんか?私達なりのリーダーの定義をしてはどうでしょうか?」

学生8「なるほど。アルバイトリーダーなのか?サークル代表なのか?会社社長なのかで結論が変わりますよね」

学生9「賛成です。ではどう定義しましょうか?」

学生10「はい、私は・・・」

 

コメント

前者に比べ後者の評価が高いことに異論はないでしょう。

前者はゆるい議論が何となく進んでいます。一方、後者からは思考力や論理性の高さを感じますね。

 

特に「学生7」の評価は抜群に高いです。このタイプは中堅校、低選抜校にもいるが上位校に多いことも事実です

このように論理的思考力が高い場合に通過確率が上がることが期待できます。

評価の実態は理解してもらえたでしょうか?

 

 では次回をお楽しみに!

 

 

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