就職コンサルタントの坂本直文です。
就活中は、企業訪問、職場訪問、店舗訪問、OB訪問、説明会、質問会、見学会、インターンシップ、採用試験などで企業に行くことが非常に多くなります。今回のコラムでは、企業に行った際に、最も心掛けるべきこと【出会う社員全員に挨拶】についてレクチャーします。挨拶をした社員が、あなたを内定者候補にするよう推薦してくれることがあるのです!
企業で出会う社員は全員面接官だと思って「きちんと挨拶」!
採用担当者の高評価を得るチャンスは、エントリーシート(履歴書)や面接以外にも数多くあります。採用担当者は、受験者の素の姿をチェックしようとしているので、あらゆる場面であなたをチェックしています。そして、受験者の社屋内での態度等の情報を社員から収集していたりします。
あなたの人物評価をする可能性がある社員はこんなところにもいる
企業の建物に来たら、出会う社員全員、たまたますれ違う社員ですら、全て採用担当者の可能性があると考えましょう。注意点ですが、社員でもラフでカジュアルな服装、一見、アルバイトの方のような雰囲気の服装の場合もあります。役員でも非常に地味な服装の方もいたりします。よって、全ての方に「きちんと挨拶」をすることを心掛けるとよいです。
社員と出会う場所、すれ違う場所
たとえば、
・社屋の入口(玄関)、出口、
・受付
・通路
・エレベーター、エスカレーター
・休憩スペース
・カフェスペース
・自販機
・待合室
・トイレ
などですが、
面接室とは全く違う場所にも、人事の社員や人事の社員の知り合いがいたり、役員がいる可能性があると認識しておきましょう。
面接で多少失敗しても受かることがある。早期内定が出ることもある
社内で出会う全ての社員に対して、すれ違う社員に対しても「きちんと挨拶」をすると、総合的な評価が高くなって、面接で多少の失敗をしても受かることがあります。また、早期選考のフローに組み込まれて早期内定が出ることもあります。
事例:資生堂、ローソン、みずほ銀行など6社の内定を取ったAさん
私が講師を務めた某大学の就職対策講座の受講生Aさんは、資生堂、ローソン、みずほ銀行など6社の内定を取りましたが、いくつかの企業で早期内定を頂きました。
Aさんは、社内で出会った全ての社員に丁寧な挨拶をするように心がけていました。ある企業では、面接の待合室に、地味なおじさんがいたそうです。いつものように丁寧に接しましたが、最終面接の時、この人はなんと、受験者達を観察しに来ていた重役だったとわかり、きちんと挨拶をしておいてよかったと胸をなでおろしたとのことです。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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