面接に遅刻したのに評価が高まり、内定を貰ったKさんのリカバリー策

遅刻イメージ

就活のピーク時は、遅刻リスクが高まります。理由ですが、同じ日に2社以上の予定(説明会、面接、質問会、懇親会など)が入ることは珍しくないからです。前の会社の面接(説明会)が大幅に伸びてしまって、次の会社の面接に遅刻してしまうことはよくあります。今回のコラムでは、遅刻が避けられなくなった場合の対処について解説します。

無断遅刻は、不合格のペナルティ

重要なのは、遅刻しそうになった時点で、人事に連絡を取ること。そして、到着してからキチンと謝罪をすることです。一方、連絡をしない。謝罪もしないという“無断遅刻”は絶対にダメです。不合格する企業は少なくありません。会社説明会の遅刻でも不合格にする企業もあります。

遅刻のリカバリー法

遅刻をプラス評価に変えるリカバリー法をご紹介します。

1.遅刻判明時
遅刻すると分かった時点で、すぐに人事に電話で連絡を取りましょう。謝罪し、どのくらい遅れそうか伝え、指示を仰ぎましょう。この際に、謝罪の言葉だけではなく、指示を頂けたことに関する感謝の言葉を述べることを忘れてはなりません。なお、対応してくださった方の名前は必ず伺っておきましょう。
 
2.到着時
会社に到着したら、対応してくださった人事の方に、謝罪の言葉をしっかりと伝えましょう。
 
3.退社時
面接(説明会)が終了し、会社を出る際に再度、対応してくださった人事の方に、謝罪と感謝の言葉をしっかりと伝えましょう。
 
4.帰宅時
家に帰ったら、対応してくださった人事の方に謝罪と感謝の手紙を(その日のうちに)書き、速達にて送りましょう。

これだけのことを行うと、あなたのことは強烈に印象付き、非常に礼儀正しくしっかりした人だという評価がなされます。

内定者とはピンチを大チャンスに変えられる人

遅刻は、対応次第でプラス評価に変えることが可能です。面接(説明会)に遅刻する。この大変なマイナス状況においてどんな行動を取るかで、採用担当者の評価は180度変わります。内定者とはピンチを大チャンスに変えることができる人です。

内定者の例
内定者の実例
某テレビ局内定者のKさん実例をご紹介します。この方は、前の企業の面接が長引いてしまい、遅刻が避けられない状況になりました。そこで、上記のリカバリー法を実行しました。すると、何百人もの受験者がいる中で、名前をしっかり憶えてもらえることに繋がり、連絡を何度も取った人事の方と仲良くなることができて、採用試験や仕事についてのアドバイスをしてもらえるようになりました。結果、内定を取ることもできました。

今回のコラムはいかがでしたでしょうか。感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。