最終面接対策①「当社が不採用になったらどうしますか?」の質問意図はコレ!

就職人気ランキング1位~200位の企業、業界トップクラスの企業、地元の有力企業、受験倍率が10倍から300倍程度の人気企業の最終面接対策として、頻出重要質問「当社が不採用になったらどうしますか?」の質問意図を解説します。

この質問は、金融、商社、インフラ、マスコミ、および、財閥系の大手企業の最終面接でよく出題されます。質問意図をきちんと理解した返答をしないと合格は難しいです。以下の解説を参考にして(質問意図を満たした)合格返答ができるようにしておきましょう。すると、面接での着実な得点源となります。

面接頻出質問:当社が不採用になったらどうしますか?

まずは、答えてみてください。

「はい、・・・・・・です」

質問意図の解説

質問意図は2つあります。1つは、ゆるぎない志望の熱意を持っているかのチェック。もう1つは、ストレス耐性があるかのチェックです。

合格返答のコツ

否定的な質問(ツッコミ)をする面接を圧迫面接と言います。人気企業に多いです。厳しさにめげずに志望熱意や自己PRをすると高評価が得られます。

注意
どんなに否定的なことを連発されても、意気消沈したり、切れてしまってはダメです。これは圧迫面接だと悟って、
・「絶対に諦めることなく、次の採用試験をまた受けます」
・「受かるまで、何度でも御社の採用試験を受けます」
・「私には……のセールスポイントがあります。ぜひ今回受かりたいです」
などと、力強くPRし続けると高評価が得られます。

深堀質問の紹介と対策

上記の質問には以下の深堀質問が来ることがあります。
 
・「当社と当社の競合企業〇〇社との違いを具体的に述べてください」
・「〇〇社ではなく当社を志望する理由を具体的に述べてください」
 
これらの返答も準備しておきましょう。
すると、こういった深堀質問がきても自信を持って「合格返答」をすることができます。

類似質問の紹介と対策

・「もしも当社に落ちたら、どこに就職しますか?」
・「自分は〇〇社のほうが向いていると思ったことはないですか?」
・「当社と〇〇社が受かったら、どちらに就職しますか? その理由は?」
 
といった質問をされることもあります。

これらの質問意図と合格返答のコツは上記の解説と同じです。
同様の返答内容にすれば合格評価が得られます。
 

内定者の例

●内定者(マスコミ)の回答例
圧迫面接は面接官の演技です。どんな否定的な発言も本心ではなく、覚悟やストレス耐性を試すために言っているだけです。笑顔で答え続けていれば、後から合格の電話が来るものです。

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