近年、インターンシップは、7月、8月、9月の夏季インターンシップから、翌年2月の春季インターンシップまでひっきりなしに行われています。ただ、企業がとりわけ力をいれているのは、8月~9月のインターンシップです。理由は、早期に内定者候補を集めることができるからです。
インターンシップに参加したら、その後の試験に役立つように以下の質問をしておくと良いです。しかも、これらの質問をすること自体が、仕事に対する意欲的な態度・行動として社員から高評価されます。早期選考グループに入れて頂ける可能性もグンと増します。
(1年生、2年生でも参加できるインターンシップが増えています。1年生、2年生でも当コラムの内容を実行すると大きなメリットが得られます)
社員に聞くと大変参考になる質問ベスト6を紹介します。
聞き方のコツは、自己分析してノートや履歴書に書いた自己PR等を見せながら聞くと良いです。唐突だと失礼になることがあります。なお、各職種や各業務によって返答内容は異なります。どの部署・職種についての質問なのか明確にして聞くことが大切です。
①御社の○○の仕事で、必要な“能力”は何ですか?
②御社の○○の仕事で、必要な“知識”は何ですか?
③御社の○○の仕事で、必要な“心掛け”は何ですか?
④御社の○○の仕事で、必要な“考え方”は何ですか?
⑤御社の○○の仕事で、必要な“資格”は何ですか?
⑥御社の○○の仕事で、“新入社員が大変厳しく感じること”は何ですか?
30歳以降の社員は、複数の部署を経験していることが多いです。よって、「以前はどんな部署で働いたことがありますか?」と聞くと、様々な部署のことを知ることができます
こんな質問も大変参考になります
①仕事のやりがい
②仕事の心構え
③仕事で、体力的に大変なこと(覚悟しておくべきこと)
④仕事で、精神的に大変なこと(覚悟しておくべきこと)
⑤仕事の一日のスケジュール
⑥仕事で、成功している人は、影でどんな努力をしているか
⑦仕事の達成目標(ノルマ)
⑧競合他社との違い、強み
⑨経営計画(IR情報に書いてあること)についてどう思うか
⑩個人的には、どんな仕事に将来、挑戦してみたいか
⑪給料や昇進の制度
⑫休暇制度
⑬福利厚生制度の内容と活用の状況
インターンシップでは、社員達は学生から質問が来ることを期待しています。したかって、質問することを遠慮していると「当社に対する興味が低い」と思われてしまう危険性があるくらいです。TPOをわきまえ、礼儀正しく質問すれば喜んで答えてくださるものです。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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