インターンシップとは、学生が企業で就業体験を行うプログラムですが、企業は、ボランティアで行っているのではありません。企業にとっては、以下の4つのメリットがあるから開催しているのです。2段落目の「インターンシップで社員がチェックすること」は、参加前に必ず熟読しておいてください。 (※1、2年生も必見の知識です)
企業がインターンシップを開催する3つの理由
①学生に対して、早期にアプローチできる
インターンシップ(もしくはインターンシップの説明会)という名目で、実質的に採用試験の解禁前に学生へのアプローチができます。
②ミスマッチの少ない採用ができる
学生に実際の仕事をやらせて適性をチェックし、かつ、本人の希望や人生観を確認した上で採用できるのでミスマッチが少ないです。
③インターンシップに参加した学生は内定辞退率が低い
仕事を実際に体験し、現場の社員とも交流し、企業との関係が深まっているので、内定辞退率が一般試験の内定者よりも低いです。
インターンシップで企業がチェックすること
インターンシップでは企画コンテストやプレゼン大会が行われて順位が付けられること多いです。学生は、それらの成績優秀者が上級インターンシップに進んで内定者候補になると誤解しがちですが実際は違います。成績よりもむしろ、行動特性・人間性(下記1~7)が重視されます。以下の7つのチェックポイントを予め知っておきましょう。社員は見ていないようで見ています!気をつけてください。
7つのチェックポイント
1.社員達に自ら積極的に声をかけて仕事を学んでいるか
2.地味な仕事にも真剣に取り組んでいるか。
3.社員が見ていない時も熱心に仕事に取り組んでいるか。
4.休み時間にも社員と交流しようとしているか。
5.グループの共同作業で積極的に貢献しているか
6.人が嫌がる仕事も率先して行っているか
7.仲間を手伝ったり、模範になって引っ張っているか
行動特性・人間性は、成績よりも重視される
たとえ目標課題で1位になっても、社員達と交流せず、グループ内で自分勝手な行動をしている学生は低評価です。逆に、成績は真ん中ぐらいでも、社員達に積極的に話しかけて交流し、グループのメンバーのために積極的に仕事を手伝っている学生は高評価です。高い成績を目指すことは大切ですが、社員や仲間との接し方、仕事の取り組み方にもしっかり気を配ることが重要です。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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