就職コンサルタントの福島直樹です。
・前回の内容;高校名をチェックするという学歴フィルターを紹介しました。
・今回の内容:質問力の違いから学歴を考えます。
学生の質問力と大学偏差値
私は就職指導メニューの一つとして、学生同士でQ&Aさせる「質問力25本ノック」というワークをよく実施しています。
学生同士で面接官役と学生役になり、自己PRなどに25本の質疑応答(面接練習)をしますが、学生の質問力の差が如実に現れます。
回答力より質問力に大きな違いが出ます。そんな学生のやりとりを紹介しましょう。
質問力から思考力の違いがわかる例
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”21.jpg” name=”面接官役”]なぜカフェのアルバイトをがんばったのですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”22.jpg” name=”学生役”]コミュニケーション力を高めたかったからです。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”21.jpg” name=”面接官役”]そうですか。ではなぜコミュ力を高めたかったのですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”22.jpg” name=”学生役”]将来、仕事で必要になると思ったからです。学生時代のうちに鍛えておこうと思いました。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”21.jpg” name=”面接官役”]そうですか。それはいいですね。(あれ次の質問が出てこない、困ったな)[/speech_bubble]
このように質問が思い浮かばず、考えが止まってしまう学生(面接官役)がいます。
一方、苦もなく次々と的確な質問を続けられる学生もいます。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”24.jpg” name=”学生役”]将来、仕事で必要になると思ったからです。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”23.jpg” name=”面接官役”]そうですか。ではあなたの志望する仕事では、どんなタイプのコミュ力が必要になりそうですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”24.jpg” name=”学生役”]はい。私はコンサルティング営業を志望しているので〜〜なタイプのコミュニケーション力が必要になると思います。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”23.jpg” name=”面接官役”]ではカフェのアルバイトのどんな経験がコンサルティング営業で活かせそうですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”24.jpg” name=”学生役”]はい、お客様に対して〜〜した経験が役立つと思います。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”23.jpg” name=”面接官役”]ではそれを具体的に説明してください。[/speech_bubble]
このように実に的確に質問をしつづける学生もいます。
前の学生とは大きな思考力の違いを感じますね。
そして後者の質問力の高い学生は上位大学に多い印象があります。これは自己PR、ガクチカ、志望動機以上に明確に差があるように感じられます。
では次回をお楽しみに。
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