就職コンサルタントの坂本直文です。
2月下旬くらいから企業の説明会や採用試験が連日目白押しになります。3月になると驚くほど忙しくなります。1日に、2社も3社も掛け持ちとなってしまう日もあるでしょう。
今回は、就活スケジュール管理の重要ポイントについてレクチャーします。
スケジュール管理3大ミス
まず、スケジュール管理でよくある3大ミスを紹介します。ぜひとも気を付けてください。
ダブルブッキング
→同じ時間に説明会や面接を入れてしまうダブルブッキング
移動時間の余裕なし
→移動時間の余裕なしで2つの説明会や面接を入れてしまうと、先のものが少しでも長引くと、後のものに遅刻してしまう
書き忘れ・書き間違い
→スケジュールは決まった時にすぐに書かないと、書き忘れたり、内容を書き間違えたりすることがある
スケジュール管理手帳でしっかり管理せよ
説明会やセミナーを沢山受けたり、多くの企業から面接に呼び出されるのは受験者心理としては嬉しいことなのですが、スケジュール管理を徹底しないと、上記の3大ミスが生じます。『就活スケジュール管理手帳』を必ず用意して、使いこなすことが大切です。以下の3つの注意点を参考にしてください。
スケジュール管理の注意点
1.スケジュール管理専用手帳を用意し、その場で必ずメモをする
2.移動がある場合は、時間に余裕を持たせる
3.埋まりにくい時間(早朝や夜)から埋めていく。埋まりやすい時間(昼間)は第一志望群の企業のためにとっておく。
先輩の失敗談と教訓
私の就職対策講座受講生の失敗談を紹介します。よくありがちなことばかりです。ぜひ参考にしてください。
失敗談1
説明会の日程や面接と面接の間隔を詰めて入れたために、移動に余裕がなくなってしまった。次の面接は時間ギリギリに飛び込むようなことになったり、遅刻したりして、平常心で面接を受けられなかったことがあった。
失敗談2
2つの予定を同じ時間に入れてしまったことがあった。原因は、予定を後で書こうと思って、すっかり忘れ、空白のままになったこと。そこに別の予定を入れてしまった。
失敗談3
第一志望企業の説明会に開始時間ギリギリ(5分前)で行ったら、満員で会場に入れなかった。入れなかった人のために会場外のモニターを通して、説明を聞いたが、やはりわかりにくかった。志望度の高い企業ならば、開始1時間前には行けるくらいのスケジュールを組むべきだった。
失敗談4
第一志望企業の次の面接試験の予定を入れる時、選択できる時間が、別の会社の予定で全て埋まってしまっていた。志望度が低い企業の予定を入れる時はなるべく、(昼間ではなく)朝早くや、夜遅くの時間帯にしておいたほうがよい。昼間の時間帯をあけておけば、第一志望企業の予定を入れやすくなる。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
↓ノックオフィス公式ツイッターはこちら!