就職コンサルタントの坂本直文です。
今回のコラムは、就活に関する良くある悩み相談の根本的な解決策についてのレクチャーです。
就活に関するよくある『悩み相談』
悩み相談の多くは、『自分には○○はできません』というタイプの内容です。
以下の①~⑤をご覧ください。あなたもこんな悩みを持ってはいないでしょうか?
①『授業やアルバイト等が忙しくて、就職活動ができません』
②『時間がとれないので、OB訪問ができません』
③『企業研究は数社が限界で、それ以上はできません』
④『志望企業の会社説明会は、全て満員で閉め切られてしまい、参加できません』
⑤『文章を書くのが苦手で、エントリーシートがうまく書けません』
できないと思ってしまう原因は、できる方法をまだ知らないことである。
自分に限界を設けて諦めしまうと、そこで進歩が止まってしまいます。何かでききないことがあったら、『できない』と考えるのではなく、『できる方法をまだ知らない』と捉えましょう。そして、『できる方法』を考えましょう。世の中には、様々な工夫をこらして限界を突破し、大きな成果を上げている学生は多数います。
事例紹介:総合商社M社の内定者Iさんが考えた方法
私が講師を務めた某大学の就職対策講座の受講生Iさんの方法を紹介します。家庭の事情で就活中も、アルバイトが週6でびっしり入っている状態でしたが、以下の①~⑤を考え、実行して、見事内定を取りました。
①手帳を使ってスケジュール管理を緻密に行い、就活道具を常に持ち歩き、隙間時間を利用した。通学時間は自己分析をしたり、新聞やビジネス誌を読んだ。
②OBと会えない場合は、電話で話をした。
③業界地図本や業界研究本、図書館の新聞記事検索サービスを使って企業研究をした。
④会社説明会は満員でも諦めず、電話をして熱烈にお願いした。半数は入れてもらえた。
⑤内定者の合格文例を読み、内定が取れるレベルの文章構造をマスターした。
就職活動で悩みが生じた際、真っ先にやると良いことは、内定者がどんな方法で頑張ったかを調べることです。お勧めなのは、キャリアセンターにある内定者の受験報告書を閲覧したり、就職関係のセミナーで内定者に質問することです。自分にとって最適な方法を考えるヒントが数多く得られます。このコラムでも内定者の方法を多数紹介していきますので参考にしてください。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。お時間がある時に感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。あなたからのメール(メッセージ)を楽しみに待っております。
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